タイトリストTSi3 UT(MODUS3 HYBRID)

SIM MAXレスキュー(TENSEI CK PRO ORANGE HYBRID 80HY S)がとにかく巻くようになってしまい、ユーティリティ難民になりつつある今日この頃。ふらふらっと行きつけのゴルフ用品店へ行き、タイトリストのTSi3 ユーティリティメタルを、MODUS3 HYBRID GOST Sで試打してみました。

N.S.PRO MODUS3 HYBRID GOST (Graphite on Steel Technology)は、実は前作TS3 UTで半年ちょい前に一度試打したことがあるのですが、そのときの感想が「意外と(数字より)柔らかい」「MODUS3 TOUR 105より同120ユーザーの方が合いそう」といった感じでした。
当時はMODUS3 TOUR 105 Sをアイアンに入れてたのでこんな感じの感想になったんだと思います。

で、今回TSi3 UTのヘッドで打ってきました。
試打スペック
ヘッド:TSi3 ユーティリティメタル ロフト20°、ライ角58°(A1ポジション)
シャフト:N.S.PRO MODUS3 HYBRID GOST S (.370)

このシャフト、数値でいえば310cpm前後になるはずで(注:自分で測ったわけじゃないけど、ネットで拾った数値では306~313cpm・・・チップカット長や組み上げ長さなど条件にもよるのでなんともいえないが)、数値だけでいえばちょっとフロー的にハードスペック気味なんですよね。でも普通に打てました。一方で、重量的にはフローより少し軽め・・・(でもSIM MAXレスキュー w/TENSEI CK PRO ORANGE HYBRID 80HY Sよりは少し重い)。
そして、20°でも十分球が上がります。ただ、飛距離は今使ってるSIM MAXレスキューの22°と同じくらいかも(あくまで測定データですし、素手でしたしで、単純に比較するべきではないけども、2°も立ってるのに・・・とは思いました。←この手のヘッドが小さい系UTはアイアンの流れで打って球をグリーンに止めるためのクラブなので、スピンが多い傾向にあるのだと思います・・・たぶん)。

とにかく左へ巻かない。でも右に押し出す感じもないので(注:以前Speeder TR HYBRID 95Sを試打したら右プッシュ連発してしまい、諦めました)、大変気に入りました。その場で即決お買い上げ・・・816H1以来のタイトリストのユーティリティですね。35kほどでした(笑)。

アイアンと5Wの流れから、21°・24°前後の組合せで入れようと思ってたのですが、TSi3 UTは18°と20°というラインナップに絞られてしまっているのが残念。
TSi2は売れ筋だと思うけど、それに対してTSi3はあまり売れないからラインナップを絞られたのだと思います。
でも、アイアンからの流れで使いたいのはTSi3で、TSi2はよりウッドに近いわけだから、あるべきラインナップの姿はむしろ逆なのではないかと思っています(TSi3の方をロフトのラインナップ増やして、絞るならTSi2の方を絞るべきではないかと・・・)。
これ、他社(例えばテーラーメイドのSIM2レスキューとSIM2 MAXレスキューの関係や、PINGのG425 CrossoverとG425ハイブリッドの関係)でも同じだと思う。まぁ、TSi3みたいな小ぶりなUTはハードヒッター向けなので、4番アイアンくらいまで打てる人しか相手にしていないのかもしれません。

ただ、その後でぼやっと楽天見てたら、前作TS3 UTで同シャフトの入ったモデルの新品売れ残り在庫がたまたまあったので、こちらも即注文しました(27kほど)。
長さはTSi3 UT 20°より-0.5インチの39インチ、ライ角は+1°の59°になるのですが、アイアンからの流れ的にはライ角はこっちの方が適正かなと思う(TSi3はフラット過ぎるのでは)。
たぶんTSi3の20°の方をロフト+1°のライ角+1°に、TS3の23°をロフト+1°のライ角ノーマルにするかなと思います(実際に打ってみて調整しますが)。