GAPR MID w/ TENSEI CK PRO ORANGE HYBRID 80HY S

手持ちのGAPR MIDの21°と24°用に、先日調達したTENSEI CK PRO ORANGE HYBRID 80HY S(とキャロウェイ スーパーハイブリッドから抜いた同シャフト)を加工しました。

ノーカット状態のTENSEI CK PRO HYBRID 80HY Sと並べると、スーパーハイブリッド20°のシャフトは0.5インチチップカットに相当するようでした。
三菱ケミカルの推奨チップカット量は21°が0.5インチ、24°が1インチなので、それに従うことにします。
スーパーハイブリッドに入っていたシャフトはスリーブから抜く際に多少は熱が加わっているため、トリミングを兼ねて追加で0.5インチ(計1インチ)カットして24°用に、追加で買った新品シャフトは0.5インチカットして21°用にします。スリーブをさくさくと装着。

バット側ですが、テーラーメイドのカスタム発注サイトを参考にすると、21°:39.75インチ、24°:39.25インチでD2バランスくらいになるらしい(ただし、バランス調整されてる場合があるので注意が必要ですが)。
この長さ、GAPR MIDのUS仕様純正シャフト KBS HYBRID 80 Sと同じ長さなんですね・・・。ってことで、とりあえず同じ長さに仕上げてみますかね・・・。
そしてグリップは、いつも使ってるIOMIC Sticky Evolution 2.3を装着。

ここまで組み立てておいてなんだけど、これ、実際にラウンドで使うか・・・?
ってのは、アイアン型UTって、やっぱりウッド型よりどうしてもシビアなんですよね・・・。芯は狭いし重心深度がそれほど深くないから高さも出しにくい(特にロフトが立つと辛い)。
もちろん引っかかりにくいとかアイアンにより近い雰囲気で振れるとかメリットはしっかりあるんだけどね。ウッド型ユーティリティとアイアンの間に入れるべきなのだろうけど、SIM MAXレスキューを#4(22°)、#5(25°)、#6(28°)までカスタム発注して入れてる現在のセッティングだと、入る余地がないですよね・・・。
というかアマチュアが使うには、18°、21°、24°ってラインナップがネックだよね・・・5番アイアンがしんどいから抜こうかな、でもウッド型だと引っかけ怖いなぁ・・・ってときに選択肢になるかが結構微妙なんですよ。せめてもう一番手下(27°とか)がほしかった。

ちなみに、GAPRは一応まだ現行モデルなのですが、どうみても後継的位置づけのSIM DHYとSIM UDIが出ましたね・・・(セレクトストア限定らしい)。
ぱっと見だとDHYがGAPR MIDの流れ、UDIがGAPR LOの流れでしょうか(以前からテーラーメイドではロングアイアン代替のアイアン型ユーティリティとしてUDIシリーズは出していたけど)。
どちらもロフト調整機能はなくなりました。ネック重たいもんなぁ・・・(その分の重量をヘッド下部に持っていけば低重心化して球も上がりやすくなるし)。
見た目もかっこいいけど、カチャカチャがなくなるとますますとっつきにくくなる気もするんだよなぁ・・・まぁ、万人向けのモデルじゃないしいいのかな(笑)。

アイアン型UTといえば、以前打ってみたことがあるものに、フォーティーンのHI-877(通称バナナ)がありますが、アレすさまじくシャフトが合わないんだよなぁ・・・。つか、軽すぎる上、変に硬い。レディース仕様の方がまだ打てます・・・けどそれでもバッグインはないなぁ・・・といった感じ。リシャフトすれば別でしょうけど・・・。
あとはSRIXON Z U85を試打したことあるけど、あれも標準のMiyazakiシャフトが自分と相性悪すぎて評価不能といった感じだったのは懐かしい思い出。
したがって、あまりアイアン型UTは打った経験がないというのが実際のところ。そんな感じなのですが、ずばりハマるなら引っかけ防止になるし、ロングアイアン・ハイロフトUTに代わる第三の選択肢になりうるんだけどなー・・・とは常々思っていて、懲りずに色々テストしたくなるのでした・・・。

【追記】
組み上がりスペックは以下のようになりました。

番手 ロフト ライ角 長さ 重量 バランス
4U 21° 60.0° 39.75インチ 369.8g D1.5
5U 24° 60.5° 39.25インチ 376.4g D1.5