TENSEI CK Pro Orange 50 S

TENSEI CK Pro Orange 50 Sを注文してみました。

三菱ケミカルのシャフトの場合、Diamanaでもそうですが、重量帯が変わってもフレックス表記が同じだとほぼ同等の振動数になるのが特徴です。なので、60 Sと50 Sは振動数が殆ど一緒。
対して、これまでのエースシャフト、Speeder 569 Evolution IV Xの場合、なんでXフレックスなんぞ使ってたかというと、フジクラの場合、重量帯が変わると振動数も変わってしまうためです。たとえば、661 Sと569 Xが同等の振動数になります。
表記のルールなんてのはメーカーによってまちまちですが、どっちがわかりやすいか?といわれると、僕は三菱ケミカルのように振動数=フレックス表記な方がストレートでいいなと思います・・・(数値と一致しない表記はしっくりこない)。

というわけで、今回注文したTENSEI CK Pro Orangeは50 Sですが、60 Sと大差ない硬さです。「50g台のS」として見るなら「硬い」という評価になっちゃうんでしょうけど(実際、そう評してるサイトは数多くあるが・・・)。

届いたので、TENSEI AV RAW ORANGE 55 Sと並べてみました。CK PRO ORANGEはチップ側にMR70の印刷もあります。
手で軽く曲げてみたけど、キックポイントの違いはよくわからなかったです・・・(※注:AV RAW ORANGEは中調子、CK PRO ORANGEは元調子です)。
#どうでもいいけど、CK ORANGE(非PRO)とCK PRO ORANGE・AV RAW ORANGEだと、オレンジの帯の色が微妙に違いますね・・・。

三菱ケミカルはシャフト単品で購入できるのがホントいいですね・・・(フジクラなどは残念ながらシャフト単品で買えないので・・・コスト的にはたいした差じゃないし作業の手間を考えればやってもらえるならやってもらいたいが、納期が一番のネック・・・おかげでお気軽にってわけにはいかない・・・)。

AV RAW ORANGEもまだ組み立ててなかったので、まとめて2本ともテーラーメイドのスリーブを取り付けてみる。テーラーメイドのカスタムクラブ発注ページを参考にすると、SIMのヘッドでD2バランスくらいになるはず(SIM MAXだとD1バランスくらいになるはず)、とだけ確認した上で、とりあえずそれ以上は何も考えずにどちらもクラブ長45.25インチで仕上げてみました(バット側を2.5インチカットしてます。ってことは、ノーカットで挿せば47.75インチのルール上限ギリギリ長尺ドライバーも作れないことはない・・・←当たらないって)。
SIMの重量級ヘッドであることを考えると、軽めのバランス(カウンターバランスではない他のカスタムシャフトだと、テーラーのストックカスタムシャフトで見ればわかるとおり、45.25インチでD4くらい出てるものが多いので・・・)。といっても、D1~D2は適正なバランスだと思いますけどね(ヘッドが重すぎなんだよ・・・)。

メモ:真面目に考えたことなかったけど、46インチ(カット前)のシャフトを2.5インチカットして組み上がりが45.25インチってことは、シャフト長(スリーブやグリップを除く)+1.75インチ≒クラブの組み上がりの長さということですね。

なお、グリップはいつものIOMIC Sticky Opus Black 1.8を装着しました。SIMのヘッドを付けた状態で、予定通り、だいたいD2バランスになりました。
早く打ってみたい・・・。