純正シャフトが信用できなくなった

各メーカーのクラブを見ていると、シャフトのラインナップも多種多様ですね。しかし、「シャフトの名前(モデル)」だけで選んで本当にいいのだろうか?と思うに至った。

というのも、アイアンセットもウェッジも、例えばN.S.PRO 950GH Sと書いてあるシャフトが挿してあるとしても、それがシャフトメーカー(この場合だと日本シャフト)の想定する通りの番手用のシャフトが挿してあるかどうかは別だからです。
最近見つけてしまった例だと、クリーブランド 588 RTX 2.0 CBウェッジのN.S.PRO 950GH Sは9番アイアン用(と日本シャフトは想定)のS-35.5が入っていたし、ミズノ JPX 850アイアン(だと思われる)のN.S.PRO 950GH HT Sは全部1番手ずらされていた(自分で抜いたわけではないが、ヤフオクの出品者によるとJPX(いつのだかは記載されていなかった)の純正シャフトを抜いたとのことで、グリップのデザインなどからJPX 850と推測)。

そりゃ確かに、どの長さ(どの番手用)のシャフトを純正で入れようがメーカーの勝手だし、意図して味付けをしているのだろうとは思う。
番手ずらしの効果として、フレックスの違いよりも細かな硬さの変化が出せることがあるわけですが・・・しかし、そのメーカーのそのシリーズでウェッジからミドルアイアンまで全部揃えるならいいが、アイアンセットは5I~PWというのが多いので、当然ウェッジは別に揃える必要がある。

でも番手ずらしをされているかなんてのはグリップを外して印刷をチェックでもしなければわからないです・・・。
意図してユーザーが番手ずらしをやってるわけでないのであれば、むしろ違和感の原因になるのではないかと。
だったらいっそ、純正シャフトは「ないもの」と思った方が気が楽なんじゃないかなって・・・。

ってことで、うっかり気付いてしまったばっかりに、「釣るし」で売ってるクラブ(のシャフト)が全然信用できなくなってしまったのでした・・・。
「950GHが入ってる」とか「MODUS3 TOUR 105が入ってる」とかそんなことを気にしてもムダなんじゃないかなって・・・(さすがに言い過ぎ)。
中古クラブ屋はよく「リシャフトはコストパフォーマンスが悪いから、希望するシャフトの挿さった中古クラブを買った方がいい」とか言いますが、これってこだわってるようで全然こだわってないよね・・・。
(アイアン・ウェッジの話をしてますが、ウッド系(UT含む)のカーボンシャフトだって、履歴が怪しいリシャフトクラブも出回ってるからなぁ・・・)

満足のいくクラブセッティングを作るには、究極的にはリシャフト前提で買うなりカスタム注文するなりするしかないのかな・・・。
自分の腕前は相変わらず100前後のスコアでサッパリですが、上級者がリシャフトしたがる理由がなんとなくわかってきた今日この頃。

#オマケ
結局N.S.PRO 950GH HTを4I~9I+ウェッジ用x5本の計11本、新品で調達しました。届いたらMP-54とRTX-3 CBをリシャフト予定。
シャフトの特性的に、ノーマルの950GHよりフィーリングが合うんじゃないかなと思ってますが、入れてみないとわからないよね実際のとこは。
中古で買ったJPX850純正らしき950HT(もともと5I~PWに純正で挿してあったが番手ずらしされててS-38.0~S-35.5)はとりあえずその辺に転がしておきます(笑)。
まぁ、安かったし、いい勉強になったかなって思うことにします。

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