ローコストにリシャフト

まともにリシャフトをすると、軽く数万円飛んでいきますよね・・・さすがに色々試すのはお財布的にも厳しいし、元に戻したくなってもまたお金(工賃)がかかるし・・・ということで初心者ゴルファーにはとにかく敷居が高い。

色々と本気でやるのであれば、DIY自体は大好きな性格なので、工房なみの設備を自前で揃えればいいのですが・・・(ヒートガンと接着剤が確保できればあとはなんとかなる気はする)、スイング時にヘッドがぶっ飛ぶ大事故(自分が怪我をするだけなら自己責任と言い張れるが、同伴プレイヤーの命に関わる)が起こっても嫌なので、こういう作業はプロの手にお任せしたいところです。
ただ、まともに新品のシャフトを買うと定価でだいたい1本4万円くらい(売値だと3万円くらい?)となかなかお高い。
ちなみに中古のシャフトってのもたまに売ってますが、そのシャフトがどういう履歴をたどっているか(取り外す工程でどれくらいヒートガンで加熱したかetc.)が不明なため、使うのは結構デンジャラスです・・・(特に中古のカーボンシャフトは、お店によっては持ち込んでも「安全性を保証できない」とのことでリシャフトお断りされることがあります)。
それに、中古のシャフトってヤフオクとかでも出品されてますが、偽物も結構あるらしいので、注意が必要だと思います・・・(初心者が手を出すべき代物ではないと思う)。

ですが幸いにして、私の使用しているドライバー(テーラーメイド M4、M2など)は所謂カチャカチャがついており、専用のレンチ一つで簡単にシャフトの交換ができる。
しかし、スリーブ付きのカスタムシャフトを作ってもらおうとすると、シャフト代+スリーブ代+工賃となり、かえって高くついてしまう(笑)。

そんなときおすすめなのが、リシャフトされた中古クラブ。大手の中古クラブ専門店で買えば偽物が混ざってることはまずないですし、スリーブがすでに付いている状態なので(特記事項で接着が悪いとか浮いてるとか書いてなければ)安全面も大丈夫でしょう。
テーラーメイドの場合だと、12ポジションスリーブがついたドライバーであれば現行M3/M4まで互換性があります。
具体的には、RBZ STAGE2、JET SPEED、SLDR(SLDR 430 TP含む)、R15、M1/M2(2016、2017とも)、M3/M4、グローレF/F2あたり(フェアウェイウッドやユーティリティはまた互換性のあるなしが違うので注意)。
クラブによってロフトの可変できる範囲がちょっと違うので、厳密に調整をする場合は注意が必要ですが(R15以降は±2°、SLDR以前は±1.5°)、お目当てのシャフトがささってて互換性のあるスリーブのついたクラブが安く中古で売ってたら買いだと思います。

これまでにこの方法で手を出したのが、
SLDR 3W TourAD SF-6S
R15 460 TourAD MJ-6S
R15 3W TourAD MJ-6S
あたり。ヘッドはヤフオクで処分したので、実質的出費は1本あたり数千円になりました(笑)。

ってわけで、ローコストにリシャフトをして遊んでます。
シャフト1つでクラブが全くの別物になるので、結構楽しいですよ。

なお、上記TourAD SF-6Sは、昨日のM2 D-typeの短尺化にて用いたものです。
なぜMJじゃなくてSFを試したかというと、とにかく曲がりを抑えたかったため。シャフトの特性的にも、先がしっかりしつつ手元側もそこそこしっかりしてて欲しいという好みが半分、MJだと曲がるイメージがついてしまったのが半分。

そして今回買ってみたのが、TourAD BB-5SがささったRBZ STAGE2の1W。
先日このシャフトを挿した状態でM4を打たせてもらったが、M2 D-typeで使用してたATTAS CoooL 5SやTourAD MJ-6S、試打させてもらったMJ-5Sよりは合ってる感じだった。
ヘッドもシャフトも古めのため、結構安かったです(送料込みで約1万2千円・・・今回もヘッドは即処分する予定)。こっちは45インチ台の通常長で使います(気持ち短めですかね・・・)。

別に「先が硬い」だけのシャフトならFujikura Pro XLR8 56(M2 D-typeに標準ついてたシャフト)でもいいんじゃないのかって思うけど、US仕様のためRフレックスでも日本使用仕様だとXフレックス相当!?という硬さ。今はやりの「軽硬」ですね…っていうには無理がある。
トップでしっかり肩を入れて振ればよく飛ぶシャフトなのですが、ラウンド後半になると疲れてきてちょっとシンドイのです…。

TourAD BB-5Sを入れたM4がどうなるかはまた今度試してみます。

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