短尺ドライバーを試してみた

なぜドライバーだけ曲がるのだろうか・・・それはアマチュアゴルファー永遠の課題???

ということで、今日の記事はタイトルの通り、短尺ドライバーの是非についてです。

M2 D-typeドライバー(イメージとしてはグローレのような感じの捕まりがいい特性のヘッド)を1年ほど使ってきて、最近の悩みは「とにかく曲がる」こと。
飛ぶのはいいけど曲がる。調子がよければまっすぐ飛ぶが、狂ってくるとドがつくほどのチーピンを連発する。
そしてラウンド中にグリップで補正なんてしようもんなら、今度はフェイスが開いてスライスし出す始末(よくあのドローバイアスなヘッドにATTAS CoooLやTourAD MJといった捕まりがいいシャフトを入れてスライスが出るよな・・・と我ながら呆れる)。

とにかくドライバーが安定感ない。そんなあるとき、
短尺ドライバーは飛ぶのか!? 3番ウッドのシャフトを差して打ってみた」(みんなのゴルフダイジェスト)

短尺ドライバーにする際の注意点を専門家に聞いた(43or48インチのテストも)」(ALBA)
といった記事を見つける。

ふむふむ、短尺ドライバーってミート率上がっていいらしいぞ、ということで、冗談半分で作ってみました
ヘッドはテーラーメイドのM2 D-type 10.5°、シャフトはグラファイトデザインのTourAD SF-6S。ショートウッド用のシャフトですが、以前中古で買ったSLDR 3Wに挿してあったもののため、長さは3Wとほぼ同等(約43.25インチ)になります(スリーブでカチャカチャするタイプだとスプーンの長さがとれるようです)。シャフトの特性としては現行のTourAD Fシリーズとほぼ同じだそうです(SFからFになって長さがちょっと伸び、ショートウッドだけでなくスプーンにも、ということらしい)。

ベンチマークとなるクラブは、以下の3本。
1W:M4 10.5° Fujikura Pro XLR8 56 R 45.75インチ
3W:M2 (2016) 15° KUROKAGE Silver TiNi 60 R 43.25インチ
5W:M2 (2016) 18° KUROKAGE Silver TiNi 60 S 42.25インチ

ドライバーはD-typeではない通常タイプのM4ヘッドです。Fujikura Pro XLR8 56はM2 D-type(US仕様)のストックシャフトの1つ(M2 D-typeを買ったときに標準でついてたもの)。Rフレックスとは名ばかりで日本仕様でいうところのS~X相当の硬さ(笑)。
また、3W&5WのKUROKAGE Silver TiNiはUS仕様のストックシャフトの1つですが、実はUS仕様と日本仕様でヘッドのライ角が違いまして、この2本は実は日本仕様のリシャフト品です(どちらも中古で購入)。

飛びと曲がり具合を確認したかったため、今日は田無のTIMEZIPS24まで行ってきました。

結果ですが、絶対的な飛距離ではやっぱり通常長のM4ドライバー(Fujikura Pro XLR8 56 R)の方が飛びます。
が、曲がりと飛距離の安定感がやっぱりない(M2 D-typeで散々出てたチーピンはほぼ解消してストレート~フェード、気を抜くとスライス)。

対して短尺化したM2 D-type(TourAD SF-6S)はというと、飛距離はマイナス10ヤードくらい。ただし曲がらないし飛距離も安定感がヤバイ

3Wと比較したかったのですが、練習場の自動ティーアップが短いティーに非対応のため、残念ながらまともな比較になりませんでした。3Wはマットの上から直だとなかなかあがらんわ・・・。
5Wよりは20ヤード以上確実に飛んでるんだけど。

・・・ということで、短尺ドライバーは武器になりそうです。
重めのショートウッド用シャフトなので、短くしても鉛貼ったりしなくて済みそうですし。

どうせティーショット専用なのなら、3Wより短尺ドライバーの方がよさそう。でも通常長のドライバーの絶対的な飛距離も魅力なのですよね・・・なので通常長のドライバーと二刀流もありかなって。
問題は何を抜くかですね・・・5Iを抜いてこの辺の距離をユーティリティでカバーするか・・・ということで816H1の19°と23°のロフトをそれぞれめいいっぱい寝かせて、とりあえず21°と25°として使ってみます。
次のラウンドが楽しみ!(12月はまだまだ予定スカスカ・・・仕事の方が忙しいけど)