Garmin Approach R10は使い物にならない

Garmin Approach R10を開封して投入してみたものの、数値が納得いかなくて、Flightscope mevoおよびユピテルGST-5GLと3台並べてテストしなおしてみました。結論から言うと、やっぱダメだこりゃ。というのも、Garminだけ、明らかに数値がおかしいんですよ・・・。

ユピテルのヘッドスピードがちょっと甘いのは有名ですが、飛距離は結構いい線いっていて、mevoと並べてもそこそこ納得のいく数字が出ます(注:mevoはキャリー、ユピテルは総飛距離の値)。
この2つは、実際にラウンドしているときの飛距離の8~9がけくらいで、だいたい納得がいく数字なんです(レンジボールなのでラウンド使用球より飛ばない)。

ところが、Garminだけ、キャリーも総飛距離もとんでもなくて、6~7がけくらいの値が頻繁に出ます。
そしてバックスピン量も、ドライバーでmevoの値が2000~3000rpm台であるとき、4000~7000rpmくらいの数字が出たりする(それっぽい数字もごくごく稀にでるが・・・)。
傾向として、基本的にバックスピンはめちゃくちゃ多め、飛距離・キャリーはめちゃくちゃ少なめに出ます。

さらに、この製品の(mevoなどの先行していた弾道測定器と比べた)メリットであるはずのサイドスピンの測定もデタラメで、ドチーピン打ってもスライス表示が出たり、ドスライス打ってもフックと出たり。
この機械はほんと、何を測ってるんでしょうね・・・?

バージョンアップで改善するのか、それとも無理なのか・・・見切りを付けて売り払おうかなぁ・・・。