シャフトの組み立て

TENSEI CK PRO ORANGE 50Sで打ててるときは調子いいドライバーなのですが、ラウンド後半になると疲れて振り切れないからなのか酷いチーピンがでたりして大崩れするという今日この頃(特に寒くなってきてから悪化)。ということで、シャフトでどうにかならないかなと思い、5本ほどシャフトを組んでみました。

組んでみたシャフトはというと以下のような感じです(全てキャロウェイスリーブを装着、EPIC SPEEDでの使用を想定)。

・日本シャフト N.S.PRO Regio Formula B S55
同社のN.S.PRO MODUS3 TOUR 120に近い剛性分布で、「同じ振り感」で振れることがウリのシャフト。
なお、すでに「後継」的位置づけの「Regio Formula B+」が出ておりますが(注:日本シャフトでは「後継」ではなく「継承」だそう)、単純にどっちがいいってもんでもないと思うので・・・。
通常レングスの45.5インチ仕上げ。

・三菱ケミカル KUROKAGE XD 50S
いわゆる「逆輸入シャフト」の先駆け的存在ですが、同社TENSEIの登場でお役御免となり?すでに廃番。入手するのに苦労した・・・。
KUROKAGE XDの特性はTENSEI CK PRO ORANGEとかなり近い・・・のですが、気持ちヘッドの動きが大きい気がして、その分お助け感が若干あるかなって印象(といっても、振動数的には50Sでも260cpmくらいでる硬めのシャフトですし、TiNiワイヤーが先端にデュアルコアで入っているため先端剛性も十分に高いシャフトです)。
TENSEI CK PRO ORANGEがちょっと振り切れない人にちょうどいいという紹介をされている方もおりまして、今回一番期待して組んだ1本です。
通常レングスの45.5インチ仕上げ。

・三菱ケミカル KUROKAGE XD 60S
上記KUROKAGE XDの60Sです。50g台と60g台で振動数はほぼ変わらないのが三菱ケミカルのシャフトの特徴です。
振り切りをよくしたくて若干短尺仕様にしてみた(とりあえず44.5インチ仕上げですが、もしかしたらもっと切るかも)。

・三菱ケミカル Diamana RF 50S
いわゆる赤マナのダブルキック系シャフトです。実はKUROKAGE XDとそこそこ近い特性らしいです。
60Sは結構打ちやすかったです(が、ラウンド後半になるとチーピン出まくるんですよね・・・握力・体力がないんで)。
以前60Sを使ってみた印象としては、柔らかめでスピンはちょっと入りやすい感じ。
KUROKAGE XDやTENSEI CK PRO ORANGEと近づけたいならフレックスを上げるかチップカットするとよいかも?という声も。
ラウンド後半で疲れてきたときに荒れるのを防ぎたいのが目的のため少し柔らかめにしたいなと思い、今回あえてチップカットなしで組みました。

・三菱ケミカル Diamana BF 60S
いわゆる青マナの中調子系シャフトです。といっても、Diamanaシリーズはどれも、手元側が若干緩めですけどね。
Diamanaの中では青マナが一番クセのないシリーズになるわけですが、後継のTBは僕には全然あわないんですよね・・・(なんででしょうね・・・?)←じゃあ何故BF組んだ・・・?


写真に一緒に写ってるVENTUS BLUE 5Sは前からあるものですが・・・。

今回から、チップ側の塗装剥離(サンディング)とシャフトのカットに、ペン型のホビールーターを導入してみました(コンセント給電タイプ)。
作業がとても捗る・・・(今までサンディングには平形のダイヤモンドヤスリを、カットには糸鋸を使っていたのですが、効率が悪くて悪くて・・・)。