ヤマハRMX VD・VD59ドライバーを試打

ヤマハの新作ドライバー、RMX VD及びRMX VD59の2ドライバーを打ってきました。見た目はカッコいい赤です。通常の3倍飛ぶかは知りません。

このVDシリーズは、高MOIをウリにしたモデルでして、「曲がらない」という・・・(特にVD59はルール上限ぎりぎり)。
が、そもそもヤマハらしさはゼロだよなぁ・・・。

VD59から打ってみましたが、まず構えたときの顔がすっごく違和感あるんですよね・・・。
なんかトゥ側がフェイス方向に膨らんでるように見えるのは私だけ?

そして打ってみると、音が凄まじい・・・。昔のナイキ・サスクワッチを彷彿とさせる酷い音でした。他社でいうとPINGのG425 MAXなんかがこんな音ですね(もう少しマシだけど)。
高MOIを追求するとこういう音にしかならんのかね・・・?

私のスイングだと、ハッキリ言って捕まらないですね。高MOI過ぎてフェースの開閉をしてしまうクセがある人にはほぼ無理だと思う。
出球が右で、そこからまっすぐ飛んでいってもいいことないよ。うん。曲がらないこととまっすぐ狙い通りに打てる事は違う。
PINGのドライバーが易しいと感じない人にはこのドライバーも易しくないと思う。

なお、VD59ほどじゃないが、VDも同じような傾向(顔だけはまともでしたが、打音・打感ともにVD59よりはマシだけどカンカン言ってひどい)。

純正シャフトDiamana YRの特性(というかヘッドとシャフトの相性)もいけてないですね・・・SもSRもとにかく柔くて、高MOIを強調したヘッドとの組み合わせでは振り遅れを助長する気がする。
このシリーズのヘッドと組み合わせるなら、もっと先がガッツリ硬くてしなり戻りがいいシャフトが合うと僕は思います。
(ゴ○フ5で試打したときの店員がクラブ知識のないアホでひたすら柔らかいシャフトを勧めてきて、希望したシャフトを打たせてくれないので、これ以上のレビューは不能・・・)