振り心地はシャフト、弾道はヘッド、あとは相性

SIMの10.5°にTENSEI CK PRO ORANGE 50 Sを入れてからというもの、以前より平均では飛ぶようになったけど、突然出るドスライス球に悩まされる今日この頃・・・(以前はそんなことなかったんだよなぁ・・・)。
そんなとき、SIMのような慣性モーメントの大きなヘッドには、TENSEI CK PRO ORANGEのようなピーキーなシャフトは合わないという意見を以前テレビ(BS TBSのゴルラボTV)にも出てた浦プロがYouTubeの動画で仰ってまして、「へー・・・全体的に動くシャフトの方が合うんだ・・・」と。そこで、思いつきですが、TourAD BB-5Sを引っ張り出してみました。

このシャフトは、SLDRドライバーの中古でこのシャフトが挿してあるものを見つけ、シャフトだけ抜き、ヘッドはヤフオクで処分したという代物。カチャカチャ万歳!
Speeder 569 Evolution IV Xに行き着くまでに色々試したシャフトの中の1本でして、当時の感想は「結構ヘッドが動いて頼りない感じがする・・・」でした。
このときは結局、エボ4に落ち着いたので、あまりラウンドで使ったことはないシャフトなんですよね・・・。

SIMのヘッドに試しに入れてみると、45.25インチでD3.5くらいになりました。さすがにちょっと重たくてしんどいので0.25インチカットして45インチに仕上げました。と同時に、今使ってるものと同じグリップ(IOMIC Sticky Opus Black 1.8)に交換。これでD2バランスくらいです。

ちなみに、TENSEI CK PRO ORANGE 50 SはSIMの前に使ってたM5 TOURに入れてみました・・・浦プロが使ってた組み合わせです・・・ロフトとシャフト重量・フレックスは全然違いますが。

この組み合わせで打ってみるべく、練習場に持ち込んでみました(比較のつもりで一緒にM2 D-typeのヘッドも持って行ってみる・・・)。
なお、M2 D-typeにTENSEI CK PRO ORANGE 50 Sを45.25インチで入れるとD0バランスくらいしか出ないので、鉛貼るなり長めにするなりしないと微妙かな?と思い、鉛も貼ったり剥がしたりしてみてM5 TOUR、SIMと久々の打ち比べ。

で、結局、一番球が安定したのは、TENSEI CK PRO ORANGE 50 Sを挿したM2 D-type(ただし2.5g鉛貼り付け)。でも一番飛ぶのはSIMのヘッド・・・(10ヤードくらいキャリーで違う・・・)。
やっぱ新しいヘッドは新しいなりにいいんですねぇ・・・って思いながら、重いヘッドは諦め気味。
(個人的な好みですが、TourAD BB-5Sはやっぱり動きすぎて気持ち悪く感じます・・・ってことはXCもダメだろうなぁ・・・)

なお、M5 TOURにTENSEI CK PRO ORANGEをいれると、挙動は悪くないんだけど、ヘッドの芯の狭さが際立ってしまう印象で、シビアですよやっぱり・・・。

ということで、各ヘッドで、持ち込んだシャフトとの組み合わせで一番気持ちよかったのは、
SIM w/ Speeder 569 Evolution IV X
M5 TOUR w/ Speeder 569 Evolution IV X
M2 D-type w/ TENSEI CK PRO ORANGE 50 S
かなぁ・・・。でも、M2 D-typeとSIMだとキャリーで10ヤード違い、結構な差なので、それならSIM MAX Dドライバーを買おうかな・・・と思ってしまいました。

SIMにTENSEI CK PRO ORANGEを入れると、捕まらなくて慣性モーメントのでかいヘッドに捕まらないけどピーキーなシャフトという、使いこなせる人がかなり限られる組み合わせだよなぁ・・・と体感させられました。
しかし今日は全然振れてなかったな・・・(Mevoでヘッドスピード40m/sやっとこといった感じ・・・疲れてるのかな)。

#なお、今回の記事タイトルですが、某有名プロフィッターさんがフィッティング動画で言ってた台詞・・・。