なぜラウンド後半になるとウェッジでダフるのか

なぜラウンドの後半になってくると、それまで調子のよかったウェッジでのショットがダフりはじめるのか・・・というのが今の悩みの1つです。

一般に、ウェッジのシャフトは、アイアンと同じか、少し重いものがよいと言われます。
男子プロのセッティングを見ていると、やはりアイアンより気持ち重いものを使ってる方が多いように見えます(ただし、ウェッジの方が少し柔らかめのシャフトの方が多いようです)。また、同じものを使ってる人は、アイアンも十分重くて、それ以上重くするとしんどいとかラインナップがそもそもないとかのよう。
一方、女子プロのセッティングを見ていると、逆にほとんどの方がアイアンと同じシャフトの流れです。

なお、女子プロって結構ギヤ音痴な方が多いらしく、そういう方はフィッターさん任せのことが多いようです。
一般論としてフィッターさんに言わせると、「最新のフィッティングの理論では」アイアンの流れにあわせる方が主流だそうで、アイアンよりウェッジを重くするのは少し時代遅れ的なのだとか(もちろん人によると思う)。
また、シャフトの重さ(というかクラブの総重量)の適正値というのは、主に握力で決まるそうで、重すぎるクラブを使うと手首がアーリーリリースされてしまい、ダフりの原因になるんだそうな(というかそもそもヘッドスピードも落ちるし)。・・・まぁ、ウェッジはフルショットするクラブじゃないから重くてもいいとは言われますが。

と、ここまで一般論の話だったのですが、これを踏まえて今の自分のセッティングを見返してみる。
アイアン(ミズノMP-54):MODUS3 TOUR 105 S
ウェッジ(クリーブランドRTX-3 CB):MODUS3 WEDGE 115

MODUS3 WEDGEというシリーズは、105、115、125の3種類の重量ラインナップがあり、それぞれワンフレックスになってます。
MODUS3 WEDGE 105でもMODUS3 TOUR 105 Sより少し重いです。115だとそれよりさらに10gくらい増し。
DGなんかと比べれば軽いけど、それでも950GHなどの軽量スチールとの組み合わせで考えればかなり重いですね。

まぁ、そこまでバカみたいに重たいシャフトではないですが、ダフるとなるとマズいよなぁ・・・。特に、ラウンド前半はいいのに後半で疲れてくるとダフる、ってのはもう、重すぎるのかなという感じしかしません。
ということで、今検討中なのは、MODUS3 WEDGE 105へのリシャフト(軽量化)。これでもMODUS3 TOUR 105 Sより重たいし、たぶん同じような感じで振れるんじゃないかなと期待してます。

が、リシャフトする方向でいくとしても、その前のラウンドで大叩きするわけにはいかないので、スイングの方でもなんか意識で直せないかなと思って、色々やってみたら気づいたことがあります。
というのも、疲れてきたら下半身がしっかり踏ん張れてないのかなと思ってましたが、自分はむしろ背中が丸まってくる傾向にあるみたいです・・・。そりゃ、地面と肩の距離が近づくしロフトも立つ(鋭角に入るからバウンスも効かなくなる)から、手首のキープを意識しててもダフって当然だわ・・・。

で、背筋を伸ばして、ロフト(シャフト)が立ちすぎないように意識して打ってみたら、よさそうな印象。明日のラウンド中、意識してみようと思います。