近年のテーラーメイド製ドライバーの重心距離を列挙してみたら、あることに気づきました。
SIM:40.4mm
SIM MAX:39.4mm
SIM MAX-D:-
M5:41.1mm(42.3mm)
M5 TOUR:40.8mm
M6:41.2mm(40.8mm)
M6 D-type:-
Original One:33.5mm
Mグローレ:42.2mm(41.5mm)
M3:40.6mm
M3 440:40.2mm
M4:43.5mm(44mm)
M4 D-type:(38mm)
M1(2017):39.0mm
M1 440:35.6mm
M2(2017):39.9mm(39mm)
M2 D-type:(38mm)
グローレF2:40.0mm
M1(2016):37.4mm
M1 430:36.2mm
M2(2016):39.4mm
エアロバーナー:44.4mm
グローレF:40.2mm
R15:38.9mm
R15 430:34.5mm
SLDR S:41.6mm
SLDR 460:34.5mm
SLDR 430 TP:33.7mm
重心距離だけで捕まり具合が決まるわけではけしてないけど(重心角もかなり重要)、この数値だけ見たら、最近のドライバーは捕まらない傾向になってきているんだなと改めて実感させられる。特にM4は捕まらないと感じていたけど、やっぱなーという感じです。
(注:自分のようにフェアウェイウッドまでしっかり打ててしかもドロー傾向なのに、ドライバーだけなぜか突然ドスライスが出る人のうち、原因が手首使ってフェースローテーションさせてるからという人は、おそらく重心距離短いドライバーの方がハマるんじゃないかと・・・つまり、いわゆる「ドローバイアス」「オートマチックドロー」と言われるクラブは慣性モーメントの高さから壊滅的に合わず、むしろ「操作性が高い」「上級者向け」とされるローテーションしやすい・慣性モーメントが高すぎないクラブの方がスライス解消に繋がるかもという話・・・。もちろんスライスの原因も人それぞれですけどね・・・スライスがひどいからと「ドローバイアス」のクラブを買ってかえって酷くなるorドチーピンしかでなくなるパターンはあるあるだと思う。)
並べてみて驚きだった発見
・グローレFシリーズは捕まり重視のクラブのイメージだけど、意外と重心距離は長め
・M2(2017)以降にはD-typeシリーズがあるが、重心距離はほぼ38mmのまま
・M3/M4以降の重心距離はかなり長い
・M3 440、M5 TOURは小型ヘッドだが、重心距離は460ccのモデルと大差がない
・Original OneはR15 430、SLDR 430 TPと同程度に重心距離が短い(275ccなんだから当たり前か)
Original Oneは球が上がりにくいので13.5°を買い直そうか悩んでるけど、とりあえずSLDR 430 TPを引っ張り出してみました。
6年前のモデルだけど、渡邉彩香プロだって古いドライバー引っ張り出して先日復活優勝したし、(自分に合うのなら古いモデルでも)気にしなくてもいいのかもね!
ヘッドが重すぎるのが難点だけど・・・(テーラーメイドの他ドライバーヘッド用に作ってあったカスタムシャフトをそのまま挿すとD6バランスくらい出る・・・)。
1件のコメント
コメントは受け付けていません。