中古のスチールシャフトは買ってもいい

いつだったか、「中古のカーボンシャフトは産廃」と書いたことがあったかと思います。
ヒートガンで加熱して抜いたものは論外のゴミです(キッパリ)。ゴミが欲しい人はどうぞ買って下さい(本来の性能は出ないと思った方がいいし、折れる危険性もあるので自己責任で)。

じゃあ買ってもいい中古のカーボンシャフトって?というと、それも先日書いた通りですが、スリーブ付カーボンシャフトは買ってもいいと思っています。

とはいっても、スリーブ付のシャフトであっても
・スリーブが互換品
・スリーブ取り付けや加工(チップ・バットカット)が素人作業
・挿し戻し(一度抜いたものを再装着)
・ソケットが浮いている
などといったものは気をつけるべきですけどね。
以前遭遇した事例では、注文して届いたシャフト、グリップがねじれててどうみても素人作業だなと思ったのを切って外したら、バット側の断面がガタガタでひびも入っているというひどいものがあった。
大手のGDOで注文してもそんなである・・・ホントがっかりした。長さが中途半端なやつは気をつけるべきかもしれない。
あと互換品の社外スリーブは、品質が物によりけりです・・・。

じゃあスチールシャフトは?というと、こちらはメーカーが再利用OKと公言している(リンクは日本シャフト)ように、錆びなどがなければ特に問題にはならない。
買ってはいけないスチールシャフトは?というと
・番手別設計のシャフトなのにどの番手用かが不明なシャフトもダメですね。長さで判断できるもんでもない。番手ずらしなんてのもあるから、元々刺さってた番手通りのシャフトとも限らない。単品でこういうシャフトを集めて組んでも(もしくは、番手不明の詰め合わせみたいなのが安く売ってたりするが)、違和感しかないでしょう。
・1本取りシャフトだけどチップカット長がわからない。これも上記と同じ理由でダメダメ。
などなど。

で、なんとなく勢いでN.S.PRO 950GH HTの中古シャフト(6本セット)をヤフオクで落としてみた。
いや、なんでって、最近使ってないMP-54を純正カーボンシャフトのツアースピリット MP-i 80Sからリシャフトしようかなと。
ちなみにJPX 850 Forgedの純正シャフトを抜いたもののよう・・・。

まともに買うと6本で最低1万円くらいかかりますけど、2000円(+送料)で買えた。
すでにバット側はカットされて長さ調整されてるしチップ側もヤスリがけされてるわけだから、お手軽(純正状態での長さはメーカー・クラブによってまちまちなのでよくチェックしてからがいいです)。
なお、N.S.PRO 950GH HTの方がノーマルの950GHより球があがりやすいらしいです。まぁ、お試し。
気が向いたら作業します(一応、ソケットやらなんやら一通り、必要になりそうなものはそろえるだけそろえた)。