グリップを自分で交換するようになってしばらくがたち、ふと気になった太さの話。
重さというのは結構気にするし、M58/M60/M62という表記(内径=シャフトのバット側外径)もわかる。
だが、シャフトの外径ってのはシャフトによって異なるわけです。
したがって、全てのクラブを同じ感覚で振るためには、重量フローとバランスをコントロールしつつ太さもコントロールしないといけない。
たとえば、Speeder 569 Evolution IV Sの外径は15.20mm、Xだと15.25mmですが、Speeder Evolution IV FW 60 Sは15.30mm、FW 70 Sだと15.50mmとなる。
N.S.PRO 950GH Sはかなり太めで15.50mmですが、MODUS3 TOUR 105 SやMODUS3 WEDGE 115だと15.24mm。
対して、一般によく使われているバッファロー両面テープの厚みは0.18mm程度らしく、1周させればx2=0.36mmとなる。
また、ライト G-333バランスダウンテープ(鉛)の厚みは0.12mmだとか。
一方、グリップでよくあるM58、M60、M62っていうのはインチ表記で、M58=0.58インチ、M60=0.60インチ、M62=0.62インチを意味している。
よって
58=14.732mm
60=15.24mm
62=15.748mm
となる。ちなみにMはMen’sのM=男性用だそうですが(対してLはLady’sのL=女性用)、外径でわけてるだけっぽいのでグリップの種類が違えば比較にあまり意味はなさそう。
そんなこんなで、組み上がったときのグリップ外径を考えてみる。
アイアン(MODUS3 TOUR 105 S)とウェッジ(MODUS3 WEDGE 115)はIOMIC Sticky Evolution 2.3を現在使用中。
IOMICの太さでいうところの「2.3」はグリップエンドから5cmのとこの外径が22.3mmという意味(「1.8」だと21.8mm)。
内径M60ですが、シャフト外径は15.24mmとジャスト0.60インチなので特に太くなったり細くなったりもせずちょうどいいのでは(注:バッファロー両面テープを1周巻くと外径は計算上15.60mm)。
次にSpeeder Evolution IV FW 70 Sの入ったRMX UT (2018) 22°&25°。
シャフト外径は15.50mmと結構分厚いが、そこにライトG-333を2本(2周半ほど)巻いてる・・・。ノンテーパー気味になるようにしてるのは趣味なので置いておいて、グリップエンドから5cmという意味ではまぁ2周分(=0.48mm)。そこにバッファロー両面テープをさらに1周巻いてるので0.84mm。
15.50mm+0.84mm=16.34mmとなり、アイアンよりずいぶん太いですね。その差は0.74mm・・・。ここにIOMICの2.3サイズを入れるととずいぶん太くなるが、1.8サイズを入れるとグリップ単体での外径の差が0.5mmなので、まぁまぁなんじゃないかなって。
そしてSpeeder Evolution IV FW 60 Sの入ったRMX FW (2018) 5W(17°)。
シャフト外径が15.30mm、G-333バランスダウンテープが1周、バッファロー両面テープがさらに1周で0.60mm。15.30mm+0.60mm=15.90mmで、ここにIOMICの1.8を入れるとアイアンより細くなってるのかな。でも2.3を入れると太いので、もう1周両面テープを巻いて調整し1.8を入れよう(これで計算上は16.26mmになるからだいたい同径のはず・・・)。
最後にドライバー(M5 TOUR)。
Speeder 569 Evolution IV Sの外径は15.20mm。バッファロー両面テープ1周だけなので15.56mm。ここにIOMIC X-Opus Black 2.3を入れなおしたのでアイアンとほぼ同径のはず(この前まで1.8を入れてた)。
といった感じでグリップの太さをできるだけ揃えることで、安定するんじゃないかなぁと期待してます・・・こだわるほどのスコアでまわれてないけどね(涙)。