三菱ケミカルOTアイアンにリシャフト(ユーティリティ)

リシャフトの作業手順をインターネットを駆使して調べ、自分なりに色々かみ砕いて理解。自分でもリシャフトできそうな算段がたったため、お試し購入。

カーボンシャフトを折らずに抜くのは大変そうだけど(スチールシャフトなら遠慮せずヒートガンであっためながら、ねじって抜けばシャフト抜きがなくてもいけるみたいだけど)、新しいスリーブに挿すだけならなんとかなるかなと。
ということで、現在ユーティリティは816H1で純正のFujikura MCI 70 Sを使っているが、これを三菱ケミカル OT Iron 75 Sにしてみようという作戦。

本当は純正スリーブが欲しかったのだが手に入らなかったため、913H/Hd, 915H/Hd用となっている互換スリーブ(タイトリストの互換表からすれば816H/818Hとも互換があるはず)とあわせて調達。
お試しなのでスリーブ・シャフトあわせて1セットのみです。
さすがに非スリーブのタイプのクラブをいきなり実験でリシャフトする気にはなれなかったしね・・・。
ちなみに互換スリーブの重量はネジ込みで12gでした(純正が何gかは知らない)。

注文したシャフト、OTアイアンは長さは1003mm(≒39.5インチ)の1本取りシャフト(チップカットで全番手に対応するものをこう呼ぶ)。今回使うのはユーティリティなのでほぼフルレングスで使う感じ。
先端tip径9.45mm。タイトリストのハイブリッド(ユーティリティ)用スリーブは370tip用だからたぶん大丈夫・・・だよね?

ここ最近でそろえた物はというと、シャフトとスリーブ、グリップ以外に
・接着剤(セメダイン ハイスーパー30)←2液混合のエポキシ系(かアクリル系)で強力なやつなら問題はないと思う。速乾すぎると挿入向きの修正とか難しいかなと思って・・・。
・のこぎり(糸鋸)←スチールシャフトだったらパイプカッターが使えるのだけど・・・。
・ヒートガン(安いやつを適当に調達)←といっても、シャフトを抜く必要がないのでたぶん使わない・・・。
・グラスビーズ(シャフティングビーズ、接着強化剤)←塗装をヤスリで剥がしたらほんの少し緩かったので接着剤つけたあと軽くまぶした
といったところ。

このOTアイアン、以前に一度打ったことがあります。といってもアイアン(Mizuno Pro 918)のヘッドにOTi 85だけど(Victoria Golfの試打室にて)。
去年の2月頃、テーラーメイドのRSi2アイアン(TM7-215純正カーボンのR)から乗り換えるアイアンを重量級カーボンシャフトにするか軽量スチールにするかで悩んでた時期ですね・・・。
そのときは結局MP-54 TourSpirit MP-i 80Sが安く手に入ったので買ったのですが、これが(シャフトが中元系だからかヘッドが小さいからか、ストレートネックにしたからか、それとも単にヘタだからか)難しくて・・・ある程度使ってて慣れたけど、結局7月末にはMP-H4のN.S.PRO 950GH Sへさらに乗り換えた(そんなことを去年1年の間にやったんですね・・・と思い返しながら)。
で、まぁ、その試打したときの印象がすこぶるよかったので選んだといった感じです。

N.S.PRO ZELOS系などの超軽量スチールも検討の対象ではあったんですがね・・・特に重量帯的にZELOS7が候補として挙がっていたのだけど、ドライバーのヘッドスピードが45m/sを超える人は使うなとのことなので今回はやめました。
(ちなみに、ZELOS7 HYBRIDには上記のような注意書きはないが、ノーカットで85g(41インチ)なのでうーん???ZELOS8も750GHもちょっと重いんだよね・・・)

重量帯を85にするか75にするか、フレックスをSにするかSRに落とすかとちょっと悩んだのですが、MCI 70 Sからのリシャフトのため重くなる85は今回一旦除外。
フレックスはSにしてみた。カチャカチャだから失敗してもそこまで損害大きくないしね。

1本目の今回はとりあえず23°に挿してみるつもりで作業開始。
長さはとりあえず純正MCI70にあわせるとして、どれだけチップカットすればいいんだろうか?アイアンじゃないしなぁ・・・(3Iはノーカット、4Iは0.5インチ、5Iは1インチカット、以下略、というのがメーカー推奨らしい)。
というわけで、とりあえず4番アイアンの代わりってことで何も考えず0.5インチチップカットし、残りはバット側のカットで調整。バット側を1インチカット(合計1.5インチカット)し、元の39.5インチより0.25インチ短い39.25インチにしてみた(実は意図して短くしたというより、グリップのバックエンド分短くしたつもりが、グリップを取り付けたら思ったよりちょっと短かっただけなのだけど・・・(笑))。

完成後のクラブ長は約39.25インチ、重量は376gで、フロー的にはちょうどよさそう。バランスはだいたいD1.1くらいかな(グリップエンドから重心までの距離は768mmでした)。
バランス調整とか面倒なことはしたくなかったので、ちょうどいい感じになってよかった。
練習場で打ってみてMCI70 Sよりよさそうなら、追加調達して他の番手もやってみる予定。

1件のコメント

コメントは受け付けていません。